ヘラクレスの温度管理|冬と夏の対策

ヘラクレスの温度管理(KMY飼育ノート)

監修:松本 勝利(KMY店長)
子どものころからカブトムシ・クワガタが大好きで、ブリーダー歴35年。パチンコ店の店長を経て、2026年に独立しました。奈良県桜井市のファームで、ヘラクレスやニジイロを育てています。くわしいプロフィール

ヘラクレスオオカブトは、暑さにも寒さにも弱い虫です。元気に育てるには、一年を通して温度を一定に保つことがいちばん大切です。

この記事では、KMYのファームでの温度管理をもとに、冬と夏の対策を解説します。

ヘラクレスに合う温度

KMYのファームでは、夏は22〜24℃、冬は20〜22℃に保っています。

幼虫・蛹・成虫で、温度は基本的に変えていません。

冬の対策

日本の冬は、ヘラクレスには寒すぎます。部屋の温度が下がる夜や朝方に、特に注意します。

ファームでは、エアコンとサーキュレーター(空気を回す扇風機)を使って温度を保っています。

  • 温度計を置いて、朝と夜に確認する
  • 窓ぎわや床の近くなど、冷えやすい場所に置かない
  • エアコンで管理するのがいちばん:エアコンが難しいときは、温室を自作する方法もあります

夏の対策

暑すぎるのも苦手です。真夏の部屋は、思った以上に温度が上がります。

  • 直射日光の当たる場所に置かない
  • エアコンの風が直接当たる場所に置かない
  • 留守にするときも、部屋の温度が上がりすぎないようにする
  • 暑さ対策はエアコンだけ:店長いわく「暑さ対策は一つしかありません(エアコン)」

温度が合わないと、どうなる?

店長によると、温度が低すぎると活動が鈍って成長が遅くなり、最悪の場合は死んでしまいます。逆に高すぎると、早く成虫になって小さな個体しか出なかったり、マットが早く傷んだりします。

温度計の置き方

温度計は、ケースのすぐ近くに置きます。部屋の温度と、ケースのまわりの温度はちがうことがあるからです。

育て方の全体は「ヘラクレスオオカブトの飼い方完全ガイド」で解説しています。

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