監修:松本 勝利(KMY店長)
子どものころからカブトムシ・クワガタが大好きで、ブリーダー歴35年。パチンコ店の店長を経て、2026年に独立しました。奈良県桜井市のファームで、ヘラクレスやニジイロを育てています。くわしいプロフィール
ニジイロクワガタは、虹色に光る体が人気のクワガタです。体が丈夫で性格もおだやかなので、はじめての外国産クワガタとしても飼われています。
この記事では、ニジイロクワガタを自家繁殖しているKMYが、成虫と幼虫の飼い方の基本を解説します。
ニジイロクワガタはどんな虫?
| KMYで育てている産地 | クイーンズランド(オーストラリア) |
|---|---|
| KMYの個体のサイズ例 | オス36mm〜61mm、メス26mm〜40mm(2026年に羽化したペア) |
| 色の種類(KMYの例) | ノーマル、グリーン、ホワイトアイ(目が白い個体)など。KMYのファームでは、ノーマル・レッド・紫紺(しこん)・ピカール血統を育てています |
| 卵から成虫までの期間 | メス:半年〜10か月、オス:8か月〜12か月 |
| 成虫の寿命 | 1年前後 |
| ファームで一番大きかったオス | 64mm |
用意するもの
| 用意するもの | 選ぶときのポイント |
|---|---|
| 飼育ケース | ペアで飼うなら、少し余裕のある大きさ |
| マット | ケースの底に敷く土 |
| 昆虫ゼリー | 成虫のエサ |
| 止まり木・落ち葉 | ひっくり返ったときに起き上がるために使う |
| 温度計 | 暑すぎないかを確認する |
成虫の飼い方
温度
夏は直射日光の当たらない、涼しい場所に置きます。ニジイロクワガタの適温は、一年を通して20〜24℃くらいです。KMYのファームでは、エアコンとサーキュレーターで部屋の温度を管理しています。
エサ
エサは昆虫ゼリーです。食べ残しは、コバエやダニの原因になるので早めに交換します。
多頭飼い
ニジイロクワガタはおだやかな性格ですが、多頭飼い(同じケースで何匹も飼うこと)は、KMYでは基本的におすすめしていません。
幼虫の飼い方
幼虫は、菌糸ビン(キノコの菌をまわしたエサの容器)か、マットで育てます。
| 項目 | KMYのファームのやり方 |
|---|---|
| エサ | 菌糸ビン(KMYオリジナルの菌糸「SMART」) |
| 容器の大きさ | 800ccのボトル |
| 交換の間隔 | 3か月に1回 |
産卵させたいとき
ペアで飼うと、産卵に挑戦できます。産卵セットは、細かい粒のマットの水分を調整して、ケースにカチカチに詰めるだけです。KMYのファームでは、産卵木は使っていません。
色は親から子に受け継がれる?
色は基本的に、親から子に受け継がれます。温度で色が変わることはありません。
よくある失敗
- 夏の暑さで弱らせる:直射日光やエアコンの止まった部屋は避けます
- エサ切れ:ゼリーが空のまま放っておかないようにします
- マットの乾燥:乾いたら霧吹きで軽く湿らせます
店長によると、繁殖でよくある失敗は、メスが成熟する(産卵できる体になる)までの期間を見誤って、卵があまり増えないことです。お客さんからは「産卵に材(産卵木)は必要ですか?」とよく聞かれますが、ニジイロクワガタには必要ありません。
KMYでニジイロクワガタを迎えるには
KMYのニジイロクワガタは、クイーンズランド産のCBF1が中心です。商品ページには、一頭ずつ産地・累代・サイズ・羽化日を書いています。
| 商品 | KMYでの値段(2026年10月5日時点の例) |
|---|---|
| 幼虫 1頭 | 900円 |
| 成虫 ペア | 4,400円〜6,800円 |
| 成虫 ペア(ピカール血統) | 5,800円〜8,000円 |
| 成虫 ペア(ホワイトアイ) | 5,600円 |
| 成虫 ペア(グリーン) | 6,000円 |
ピカール血統は、他のブリーダーが作出した血統です。商品名に「(P)」とついています。
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KMYの生体は、一頭ずつ産地・累代・サイズ・羽化日を商品ページに書いています。
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